蕾はつくのに、なかなか花を咲かせなかったイリマが久しぶりに咲いた先週金曜日。
次男を幼稚園後に友達の家に送って、家に帰り、長男が学校から帰って来たその時。
大きな揺れが。
怖かった。長男がいただけでも心強かった。揺れがおさまった瞬間に旦那から家に電話がありました。心臓バクバクであたふたしてたけど、声を聞いて落ち着きました。
大津波警報って聞いた事無い警報と、サイレンの中、次男が遊びに行ったのは134から一本内側の家…。なんとか自転車で迎え行きました。次男連れて帰る時、すでに川は逆流してたよ。
それからは、テレビに映る信じられない光景に言葉を失いました。
やりきれない思いで、被災地の方の言葉に、今でも涙が止まりません。
海の近くで産まれた私には、決して他人事ではない。小学生の時から、関東大震災の話を聞いて育ちました。
あの一瞬で、何万、何十万もの人の人生が変わったんだ。
それでも、復興に向けて踏み出しつつある被災地の方に頭が下がります。助け合い、譲り合い、なんとか踏ん張っている。
にもかかわらず、被害のない地域に住む人が無意味な買い占めに走る。
もし、ここが被災地なら、あんなにキチンと並んで食料を受け取るのだろうか。
自分が自分が。
そんな気持ちを捨てて、みんなが買い占めをやめたらきっとなんて事はない。誰かが買い占めるから品薄になって、危機感を助長し、さらに買い占める人がでる。悪循環。悲しいなぁ。
落ち着いて、みんな。
ガソリンも物資も、一番必要としているのは誰なのか、考えなくても分かるはず。
ここ数日、停電があります。
今日は昼間だったので暗くはなかったけど、昨日は一時間くらい暗闇の生活。
明日はもう少し長いかな。
でもなんて事ない。温かいご飯もあるし、水もある。布団で寝れるし。そもそも時間が過ぎれば電気はつく。
横を向けば大事な家族がいる事、そんな当たり前のことは、実は当たり前じゃないのかな。全ての事に感謝して、生活しようと思う。そして、子供達にも伝えて行こうと思う。
そして、親兄妹と連絡が取れなくて眠れない日々を送っている友達が2人います。
彼女達の家族がどうか無事でありますように。毎日毎日祈っています。
自分は無力だけど、何かの役に立ちたい。模索の日々です。